Pro Surfer 軽部太氣

プロサーファー軽部太氣の心の中で思ってることや思ったことなど日常的な事を自由に書いていく。そんな場所にしたいとしたいと思います。

歳を重ねて本を読むようになった。

お題「この前読んだ本」

 

 

本を読むという行為は地味だ。

時間もかかる。目も痛くなる。

 

そもそも読まなくても生きていける。

 

そんな事を思っていた。つい最近まで。

 

どうも、プロサーファーというニッチな職業を堂々とやらせてもらってます。

かるべたいきです。

 

私は、22歳から高校に通うようになって

 

先日2024 04に卒業したばかりなのですが

 

この3年間でよくもまぁ色んな本を読むようになったなぁと。

 

今までは競技に熱中してて

 

もはや海にしかいない生活でしたけど

 

この3年間は学業に触れて

 

学業の楽しさや物事を知る事の重要さに氣付く事が出来て

 

自分の中でも良き3年間だったなぁと自分を肯定し

そんな事を思っている今日この頃であります。

 

さぁ、前話が長くなると

後で自分が読み返した時に

恥ずかしくなるのでこの辺で切りますね。

 

はい。というわけで今回はそんな僕が最近読んだ本を

 

テンポよく3冊紹介します。

 

まず1冊目、不朽の名作

 

  1. 村上春樹さんの「風の歌を聴け」です。

風の歌を聴け (村上春樹

「完璧な文章など存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」

 

 

 その名言から始まる

 全160ページに込められた人間らしく切ない

 抽象的に描かれた現実物語と

 

それらは

自らの体験のように読んでいる方も懐かしく感じてしまう

 

私のような読書初心者でさえも

読書に没頭出来る素晴らしい作品。

 

最近の言葉を借りるならば

読み終えた後の数時間は生まれ変わったかのような

とてもノスタルジーに感じられる。

 

2冊目。

 

  2.こちらも村上春樹さんの「一人称単数」です。

 

一人称単数 (村上春樹

 

風の歌を聴けもそうですし、

こちらの一人称単数も何回も繰り返し読んでいる作品なのですが

 

こちらは短編集とというかコンパクトにまとめられた

人生の1ページを抽象的に映し出されている作品。

【※読書初心者の拙い勝手な意見なので気に触る方がいたらすみません】

 

人は誰しもどうでもいい思い出を思いだしてしまう時がある。よね?

※実は重要なのかもしれないが

 

人生を卒業アルバムにしたら1ページにも載せないような

 

些細な出来事がふと全然関係ない時に

蘇ってくる事があります。よね?

 

私の印象としてはそんな気持ちになったと言うか

 

少なくとも自分が体験している話ではないから

あくまで他人事で感じているって言うのが前提でありますけど

 

この本を読むと自分の人生を振り返って

特にメインではなかった事を自主的に思い出すようになりました。

 

そうすると当時は重要でないと感じていた事が人がセリフが

 

過去、現在、未来に繋がるフラグになっているとも考えられる。

 

そう思うとなんだかこの先も楽しく感じますし、

 

この長い人生の忘れそうな

 

ほんの一瞬一瞬を

 

鮮明に記憶してやるぞって思うようになりました。

 

何気ない日々だとしても

ただ過ごす毎日ではなく意味を持たせる毎日にしたいと思うキモチが強くなりました。

 

もっと書きたいのですが

 

長くなるし、初心者が語っては芸の幅が出ないので

 

今はとにかく勉強になります。村上春樹さんの本も今後も新作が出たら追いかけます。

 

3冊目。

 

伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス

 

ソクラテス伊坂幸太郎

 

こちらはタイトルの通り、「思想を大きく揺るがす」と言うか

 

普通を疑うことの大切さ、過去の経験から学ぶ大切さ

 

今を生きる私達に必要な意識を送ってくれていると感じます。

 

「知らないことは知らないと思う」というソクラテス思想の逆?

 

私にはまだまだ難しいので何回も読んで熟考したいと思いますが

 

読んでいてハラハラするシーンもあり、楽しく読書に没頭出来ました。

 

以上でこの3年間ではなく、

 

ここ、3ヶ月以内に読んだ私のお気に入りの3冊でした。